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【BTRC会員寄稿】かがわマラソン遠征記③ 四国旅行後半編

BTRCより


この記事は、BTRC沖縄 会員「Boo(K﨑)」さんの寄稿です。


今回は3部作の中でも、走ることから広がった人生の豊かさづくりを語られている第3部(四国旅行後半編)を掲載します。


第1部:四国旅行前半編はこちら 第2部:かがわマラソン編はこちら



かがわマラソン遠征のフィニッシュシーン(BTRC会員寄稿)
走ったから、出会えた景色がある

マラソン翌日は無理しないスタート|高松へ移動


かがわマラソン翌日。


正直、足はしっかり張っています。

チェックアウト後は無理せずタクシーで高松駅へ。

本音は「荷物を持って歩きたくない」です(笑)


無理しないことも、旅を楽しむコツのひとつです。



揚げ物解禁!高松駅前ではしごうどん


マラソン前は揚げ物を控えていたので、この日から完全解禁です。


まずは一軒目、「手打ちうどん 味庄」。

ぶっかけうどんに、とり天、ちくわ天。


さらに二軒目は、「めりけんや 高松駅前店」で釜玉うどんに芋天。

うどんはもちろんですが、やっぱり揚げ物の満足感は別格です。


我慢していた分、うまさも一段と感じます。


これもマラソン遠征の楽しみのひとつです。


高松駅前「味庄」のぶっかけうどんと天ぷら
念願の揚げ物解禁。「味庄」のぶっかけうどん

高松駅前「めりけんや」の釜玉うどんと芋天
はしごうどん。「めりけんや」の釜玉と芋天


海とつながるお城「玉藻公園」へ


腹ごしらえのあとは、高松城跡の玉藻公園へ。


ここで知ったのが、お堀が海とつながっている「海城」という存在です。

全国的にも珍しい構造のようです。

ただの観光だけでなく、こういう“へぇ”があると旅が一気に面白くなります。


マラソン翌日で足は張っていましたが、ゆっくり歩くことで少しずつほぐれていきます。


こういう時間も大切です。


玉藻公園の海とつながるお堀(海城)
海とつながるお堀。高松城(玉藻公園)は珍しい「海城」


徳島観光|マラソン翌日の試練の階段


高松から徳島へは特急で移動です。到着後は徳島城跡へ。

これがなかなかの階段で、正直きつい(笑)。


それでも登った先にはしっかり達成感があります。


そして公園内で出会った蜂須賀桜。本当に綺麗でした。


春を感じる、いいタイミングでした。


徳島で見つけた蜂須賀桜の並木
徳島で見つけた春、蜂須賀桜


阿波おどり体験|踊る阿呆になってみた


夜は阿波おどり会館へ。


この日は有名連「酔狂連」の公演でした。

ただ観るだけではなく、体験型なのが面白いです。

最後は観客も一緒に踊る流れになります。


「同じ阿呆なら踊らにゃ損々」せっかくなので、踊ってきました(笑)


こういう体験は、あとから振り返ると一番記憶に残ります。





徳島ラーメンで旅の一日を締める


最後は徳島ラーメン、「麺王」です。

濃いめの豚骨醤油に、甘辛い肉と生卵。


このガツンとくる味が、疲れた体にはたまりません。

あまりの旨さに、思わず替え玉までしっかり完食。


しっかり動いた1日の締めには、これくらいのパンチがちょうどいい。


大満足で、こうして徳島の夜は終了です。


徳島ラーメン「麺王」の一杯
本場の味。徳島ラーメン「麺王」


鳴門の渦潮|自然の迫力に圧倒される


翌日は鳴門海峡へ。

実際に見る渦潮は想像以上の迫力でした。


写真や動画では伝わりきらない、あの飲み込まれそうなパワー。

日頃から仕事で海と向き合っている僕ですが、あらためて「自然の力」の凄さを肌で感じた瞬間でした。




待ち時間の出会い|絶品の天然真鯛


大阪へ向かうバスまでの空き時間。


近くの「うずしお食堂」で天然真鯛のお刺身定食をいただきました。

これが大当たりでした。


熟成された真鯛を、塩でいただきます。


これが本当にうまい。


うずしお食堂で食べた熟成真鯛の刺身定食
旨味が凝縮。熟成真鯛の刺身定食


恩師との再会|藁焼き鰹に込められた時間


大阪では、新卒で入社した時の上司と再会です。


社会人としての基礎を叩き込んでもらった、自分にとっての大恩人です。

「うまい魚が食べたい」と伝えたところ、藁焼き鰹のタタキのお店を予約してくれていました。


お店はなんと、「明神丸」。

今回の旅の前半、高知で食べて感動した鰹と、まさか大阪で再会するとは思ってもみませんでした。


昔話から今の話まで、あっという間の時間。

当時は本気で厳しいと感じていた指導も、今振り返ると、すべてが自分の財産になっています。

あの時間があったから、今の自分があります。


改めて、感謝しかありません。


大阪で再会した恩師とのツーショット
感謝を込めて、恩師とのツーショット

明神丸の藁焼き鰹のタタキ
これぞ本場。明神丸の藁焼き鰹タタキ


お墓参りで起きた奇跡の再会


お彼岸も近かったので、祖父母と伯父のお墓参りへ行きました。

お花は買ったものの、お線香とロウソクを忘れるというミス。


困っていたところ、近くにいた女性が「使ってください」と分けてくれました。


そのままお墓へ行くと、その女性から声をかけられます。

話してみると、まさかの伯母。数十年ぶりの再会でした。


気づいた瞬間、鳥肌が立ちました。

思わず少し、うるっときてしまいました。


お互い分からないのも当然ですが、このタイミングで会えたことに意味を感じます。

祖父母や伯父が導いてくれた、お墓参りでの奇跡のような再会。


感謝しかない時間でした。


お墓参りで起きた親族との再会
お墓参りがつないでくれた、伯母との再会


神戸で味わう思い出の味と記憶


その後は神戸へ。


南京町にある広東料理の名店「民生(みんせい)」へ行きました。

ここは祖父の代から通っていた、僕にとって特別なお店です。


看板メニューの「イカの天ぷら」と「揚げワンタン」は、昔から変わらない絶品の味。

85歳の女将さんも現役で元気に店に立たれていて、なんと杏仁豆腐までサービスしていただきました。


祖父や母の話で盛り上がり、名店の味だけでなく、家族の記憶までつながる時間になりました。


南京町「民生」で女将さんと再会
変わらぬ笑顔。民生の女将さんと再会

南京町「民生」の名物料理(イカ天・揚げワンタン)
老舗の味。南京町「民生」の絶品中華


旅の締め|生田神社と明石焼き


最後は生田神社を参拝し、明石焼きをいただきました。


「蘇る神」としても知られる生田神社で、無事に完走できたこと、そして旅の無事を感謝。

心身ともにリフレッシュできる、穏やかな時間でした。


参拝後は、あつあつの出汁でいただく明石焼きでホッと一息。

この出汁の優しさが、疲れた体に染み渡ります。


ここまで来ると、あんなに張っていた足もだいぶ回復してきているのを感じます。


第1回かがわマラソンへのエントリーから始まった、今回の旅。

実は、東京マラソンに落選したことがきっかけでした。


1時間半で完売したこのレースの枠を運良く掴み取ったあの日から、この物語は動き出していました。

東京に落選したのは残念でしたが、そのおかげでこの景色や味、そして大切な人たちとの再会がありました。


走って、食べて、出会って、つながって。


思い通りの結果ではなかった部分も含めて、最高の遠征になりました。


神戸の生田神社を参拝
最古の社に旅の無事を感謝。生田神社にて

明石焼き(玉子焼)を出汁でいただく
お出汁が香る。本場明石の玉子焼

今回の旅を振り返って|マラソンの先にあったもの


今回の四国・大阪旅行。


エントリーした時は「第1回をファンランで楽しもう」という気持ちでしたが、開催が近づくにつれて、やっぱり「自己ベストを更新したい」という気持ちも強くなっていきました。

そんなランナーとしての葛藤も含めて、終わってみればそれ以上のものが残った遠征でした。


数十年ぶりの親族との再会、恩師との語らい、そして旅先での出会い。


どれか一つでも欠けていたら、この旅はここまで濃いものにはならなかったはずです。


すべてのきっかけは、あの日マラソンに申し込んだこと。


走った先にあったのは、こうした出会いや再会が重なった時間でした。

走って、食べて、動いて、また人に会って。


そうやって積み重なった時間が、今回の旅そのものです。

今回の旅を通して改めて感じたのは、旅行の満足度は一つの要素だけでは決まらない、ということ。


出会いがあって、食事があって、体験があって、過ごす時間がある。

それらが重なって、はじめて「いい旅だった」と感じる。


普段はダイビングを通して沖縄での思い出作りをお手伝いしていますが、今回の旅で、その意味をあらためて実感しました。


四国、そして大阪。また走りに来ます。ありがとうございました!


今回の旅の原点となったレースの様子はこちらから→ かがわマラソン編はこちら


(※原文にあったダイビングショップの詳細案内は、BTRCブログ掲載に合わせてここでは割愛しています。)



編集後記


今回の寄稿を読んで、BTRC沖縄が大切にしている「速くなるだけでなく、ランニングを通して人生に彩を添える」という思いが、ちゃんと実体験として伝わってきたのが何より嬉しかったです。


走るだけでなくその地を楽しんだり、また恩師や知人との再会。

そして何より、今回偶然にもお墓参りに行ったタイミングで叔母さんとの何十年ぶりの再会まで。

この大会に出ていなかったら、起こらなかった奇跡をご自身が感じて喜んでいたのが印象的でした。


今回大会前後はお一人での行動でしたが、実際は転勤者含め10名弱のメンバーで参加したりと、BTRC沖縄では仲間と一緒に遠征を楽しむことができます。


そんなBTRC沖縄にまずは一度体験してみませんか?


体験はこちら/クラス紹介はこちら

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